草の根・人間の安全保障無償資金協力 日本政府、ナーン県ウィアンサー郡ウィアンサー町に対しごみ収集車を支援

　令和6年2月1日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ナーン県ウィアンサー郡ウィアンサー町ごみ収集車整備計画」の引渡式典が執り行われ、樋口惠一在チェンマイ日本国総領事、ニワット・ガームトゥラ・ナーン県副知事、チャオワリット・ブッダーサー・ウィアンサー郡上級助役、ポンナリン・スッターラック・ウィアンサー町長ら関係者が出席しました。
 
    ウィアンサー町は、ナーン県中心地から約15km南に位置する、人口約3千人、面積約1㎢の町で、市場を有しているため、日中は近隣町の住民が多数往来します。同町はごみ収集業務を遂行するためにごみ収集車を計2台保有していましたが、それぞれ19年、15年使用され老朽化が激しく、頻繁な修理が必要であり、ごみの収集業務に十分に対応できていないことから、ごみ収集車の早急な整備が課題となっていました。
 
    これに対し日本政府は、ウィアンサー町によるごみ収集車1台および屋根付き駐車場整備のため、総額2,892,000バーツ（約990万円）の支援を行い、このたび整備が完了しました。これにより、同町のごみ収集体制の改善を図り、地域住民の住環境・衛生状態が改善されることが期待されます。
 
日本政府は、今後とも草の根・人間の安全保障無償資金協力を通して、地域における経済社会開発の取り組みを支援していきます。

  現在、在チェンマイ日本国総領事館では、2024年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の新規案件を募集しています。ご関心のある方は、下記サイトを参照のうえ、2024年2月16日（金）までにご応募ください。
https://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ggp_j.html 　（日本語）
https://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/itpr_th/oda.html 　（タイ語）