草の根・人間の安全保障無償資金協力
日本政府、チェンマイ県チャイプラカーン郡バーンタムタップタオ校の校舎建設を支援
令和元年12月17日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「チェンマイ県チャイプラカーン郡バーンタムタップタオ校校舎建設計画」の引渡式典が執り行われ、在チェンマイ日本国総領事館の松本洋総領事とバーンタムタップタオ校のパリンヤー・ヤープラサート校長らが出席しました。
バーンタムタップタオ校はチェンマイ県北部チャイプラカーン郡の山岳地域に位置する幼稚園から小学6年生までが学ぶ小さな学校です。60年以上前の開校当初に村人たちの手によって建設された木造校舎を修理を重ねつつ利用していますが、進学率の向上などにより生徒数に対し教室が不足し、.小学5・6年生は物置小屋の共同仮教室で、粉塵や雨風に晒される極めて劣悪な環境での学習を余儀なくされており、新校舎の建設が喫緊の課題となっていました。
これに対し日本政府は、バーンタムタップタオ校校舎建設にかかる総額1,671,000バーツ(約5,447,460円)の支援を行い、このたび1階建て3教室(小学5・6年生の教室とコンピュータールーム)の校舎が完成しました。今回の支援で、バーンタムタップタオ校の児童たちに安全で快適な学習環境を提供できました。
日本政府は、今後とも草の根・人間の安全保障無償資金協力を通して、人間の安全保障のための取り組みを支援していきます。
[お問い合わせ先]
在チェンマイ日本国総領事館
草の根・人間の安全保障無償資金協力
Tel:052-012-500(代表), Fax:052-012-505, E-mail:kusanone@tm.mofa.go.jp