【当館関連行事】チェンマイ県・北海道庁が主催した両県の友好提携10周年記念 セミナーへの出席

令和6年1月26日
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  1月25日、樋口総領事はセンタラ・リバーサイド・ホテルにて、チェンマイ県庁と北海道庁が主催した両県の友好関係提携10周年記念セミナーに出席し、祝辞を述べました。同イベントにはニラット・チェンマイ県知事、土屋俊亮・北海道副知事を始め、両県関係者や関連団体が参加しました。
 
  樋口総領事は冒頭挨拶において、日本とタイは600年余りの交流の歴史を持ちが、特に北海道とチェンマイ県は、どちらも国土の北方に位置する大きな県という点で、日タイ間だけでなく世界でも有数のお似合いの姉妹県であり、国同士ではもちろんのこと、チェンマイ県と北海道を初めとした地方自治体同士が、「共創(co-creation)」の考えに基づき互いの強みを発揮し、補完し合うことが重要であり、2年前に締結された帯広商工会議所とタイ工業連盟チェンマイ支所の間の連携協定のような取り組みが今後増えていくことを願っている、と述べました。
 
  また、土屋北海道副知事からは、北海道に対する理解を深め、両県の友好交流の促進するため、これまでの交流の歩み及び北海道の食や観光などの魅力を紹介するとともに、グリーントランスフォーメーション(GX)やスマート農業など、将来的な協力分野についても紹介がありました。経済・教育・観光における交流促進をテーマとしたパネルディスカッションでは、プラノーム・タイ工業連盟チェンマイ支部顧問、ジラワット・チェンマイ大学学長補佐、ケン・タイ国政府観光庁チェンマイ支部副所長による講演が行われました。
 
  チェンマイ県と北海道は長年の友好関係を基に、2013年に「チェンマイ県と北海道間の友好関係に関する協定書」に署名しました。両県は継続的に連絡を取り合い、官民を含むあらゆるレベルで関係を構築し、友好関係を強化する活動を行っています。