海外安全対策情報(2020年(10月-12月))

2021/1/11

1 治安情勢及び一般犯罪の傾向


(1)タイ内政に関し、昨年7月以降、反政府集会が全国各地で開催され、タイ北部でも、複数の県で反政府集会が発生し、特に、チェンマイにおいては、チェンマイ大学付近、ターペー門広場や三王像前広場にて政治集会が開催されました。現在は、新型コロナウイルス感染症の広がりもあり、顕著な政治集会の動きはありませんが、今後も政治集会が行われる可能性がありますので、引き続き状況を注視する必要があります。

(2)タイ警察の犯罪統計によると、当館が管轄するタイ北部9県(2020年中)における凶悪犯罪の検挙状況(人員)については、殺人事件が163人(前年比:+17人)、強盗事件が3,865人(前年比:+1,010人)、強姦事件が157人(前年比:+34人)、銃器事件が4,577人(前年比:+2,998人)、薬物事件が56,978人(前年比:+17,642人)でした。凶悪犯罪は依然として高水準で推移し、特に、薬物事件にかかる検挙人員が大幅に増加しました。

(3)タイ北部は、長年、薬物の蔓延地帯として有名な「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれるタイ・ミャンマー・ラオス国境の麻薬蔓延地域があり、薬物中毒者による犯罪も多く発生しています。 また、国境に接している等の事由もあり、けん銃等の銃器が比較的容易に入手できる情勢にあるため、銃器犯罪の発生が多いのも特徴です。
 

2 各種犯罪等の認知、発生状況【北部タイ(9県)、2020年10月~12月】

 

(1)殺人・強盗

   邦人にかかる殺人・強盗事件は認知していません。

(2)強姦・暴行・傷害

   邦人にかかる強姦・暴行・傷害事件は認知していません。

(3)誘拐

   邦人の安全に密接に関わる事件は認知していません。

(4)窃盗

   邦人にかかる窃盗事件は認知していません。
 

3 テロ・爆弾事件


テロ事件等の発生は認知していません。
 

4 対日感情


タイ北部における対日感情は良好であり、また、組織的に我が国を標的にした活動をする団体は認知していません。
 

5 日本企業の安全に関する諸問題


当該期間中における関連情報はありません。