海外安全対策情報(2019年(4月-6月))

1 治安情勢及び一般犯罪の傾向


(1)タイ内政
  本年3月に下院総選挙が行われ,2014年以降,約5年に亘って続いた軍政に終止符が打たれ新政権が発足したものの,これまでの社会間の対立の問題は依然として解決には至っていないため,政治的な集会やデモ等を見かけた場合は,興味本位で近づかないでください。

(2)タイ警察の犯罪統計によると,当館が管轄するタイ北部9県(2019年1月~6月)における凶悪犯罪の検挙状況(人員)については、殺人事件が80人(前年比:+17人),強盗事件が1,425人(前年比:+186人),強姦事件が64人(前年比:+10人),銃器事件が630人(前年比:-294人),薬物事件が17,522人(前年比:+1,891人)でした。凶悪犯罪は依然として高水準で推移し,特に、薬物事件については,検挙人員が,大幅に増加しています。

(3)タイ北部は,長年,薬物の蔓延地帯として有名な「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれるタイ・ミャンマー・ラオス国境の麻薬汚染地域があり,薬物中毒者による犯罪も多く発生しています。 また,国境に接している等の事由もあり,けん銃等の銃器が比較的容易に入手できる情勢にあるため,銃器犯罪の発生が多いのも特徴です。
 

2 各種犯罪等の認知、発生状況【北部タイ(9県)】

 

(1)殺人・強盗

   邦人にかかる殺人・強盗事件は認知していません。

(2)強姦・暴行・傷害

   邦人にかかる強姦・暴行・傷害事件は認知していません。

(3)誘拐・脅迫

   邦人の安全に密接に関わる事件は発生していません。

(4)窃盗

   邦人が被害者となる窃盗事件は認知していません。
 

3 テロ・爆弾事件


テロ事件等の発生は認知していません。
 

4 対日感情


タイ北部における対日感情は良好であり、また、組織的に我が国を標的にした活動をする団体は認知していません。
 

5 日本企業の安全に関する諸問題


当該期間中における関連情報はありません。