海外安全対策情報(2019年(1月-3月))
平成31年4月26日
1 治安情勢及び一般犯罪の傾向
(1)タイ内政
3月24日に選挙が実施されましたが、未だ選挙結果の正式な発表には至っておらず、新政権の発足時期についても不透明です。また、これまでの国民・社会間の対立の問題は依然として解決には至っていないため、政治的な集会やデモ等がある場合には、興味本位で近づくことなく、不測の事態に対する注意が必要です。
(2)タイ警察の犯罪統計によると、当館が管轄するタイ北部9県における本年1月から3月までの凶悪犯罪の検挙状況(人数)については、殺人事件が36人(前年比:±0人)、強盗事件が703人(前年比:+112人)、強姦事件が36人(前年比:+16人)、銃器事件が332人(前年比:-120人)、薬物事件が8,099人(前年比:+819人)でした。凶悪犯罪は依然として高水準で推移し、特に、薬物事件の検挙人員が3か月間で、 8,000人を超えています。
(3)タイ北部は、長年、薬物の蔓延地帯として有名な「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれるタイ・ミャンマー・ラオス国境の麻薬汚染地域があり、薬物中毒者による犯罪も多く発生しています。 また、国境に接している等の事由もあり、けん銃等の銃器が比較的容易に入手できる情勢にあるため、銃器犯罪の発生が多いのも特徴です。
2 各種犯罪等の認知、発生状況【北部タイ(9県)】
(1)殺人・強盗
邦人にかかる殺人・強盗事件は認知していません。(2)強姦・暴行・傷害
邦人にかかる強姦・暴行・傷害事件は認知していません。(3)誘拐・脅迫
邦人の安全に密接に関わる事件は発生していません。(4)窃盗
邦人が被害者となる窃盗事件は認知していません。3 テロ・爆弾事件
テロ事件等の発生は認知していません。
4 対日感情
タイ北部における対日感情は良好であり、また、組織的に我が国を標的にした活動をする団体は認知していません。
5 日本企業の安全に関する諸問題
当該期間中における関連情報はありません。