草の根・人間の安全保障無償資金協力日本政府ランパーン県トゥーン郡のリハビリ機器整備支援を決定
平成30年2月1日
日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「ランパーン県トゥーン郡におけるリハビリセンター機器整備計画」支援を決定し、平成29年10月20日、在チェンマイ日本国総領事館にて川田一徳総領事とトゥーン病院のサラーウット・セントーン院長との間で署名式が行われました。
ランパーン県の最南端に位置するトゥーン郡は、産業が未発達であり、勤労年齢層の大半が都会へ働きに出てしまうために高齢者化が進んでいます。その中にはリハビリが必要な疾患を抱える多くの高齢者がいますが、リハビリ施設が不十分であるため、患者が無理なく通えるリハビリセンターの整備が喫緊の課題となっています。
これに対し日本政府は、トゥーン病院のリハビリ機器整備にかかる総額2,585,600バーツ（約810万円）を支援します。本計画により、トゥーン郡では適切な機器を用いたリハビリ治療が可能になり、地域住民のリハビリ環境の向上が期待されます。
日本政府は、今後とも草の根・人間の安全保障無償資金協力を通して、タイにおける人間の安全保障の確立に協力していきます。
［お問い合わせ先］
在チェンマイ日本国総領事館
草の根・人間の安全保障無償資金協力
Tel:052-012-500（代表）, Fax:052-012-505, E-mail:ggp@tm.mofa.go.jp